● 外出の機会が減りテレビを見る時間が長くなり、その為家族間での『音が大きい』問題がより深刻になってしまった。
Q1.補聴器はいつから
つけた方がいいの?
★ 補聴器は”難聴”だからつけるのではありません。
聞こえで困っている事があれば、試してみる事をお勧めします。
聴力低下を放っておくと期間が長いほど、また補聴器の使用が遅くなればなるほど、その効果は低くなると言われています。生活の中で『あれっ!』と困る場面があれば、補聴器を使ったトレーニングを始めてみませんか。
聞こえないのをそのままにしておくとコミュニケーションが不足し、孤立が進み認知症の発症要因の一つと言われています。補聴器は貴方が充実した人生を送るお手伝いをする物なんですよ。
Q2.補聴器を使用したら
余計に聞こえが
悪くならない?
★ 補聴器は使う方の聴力に合わせて、適切に調整するものです。
定期的に適切な調整をして使用すれば、聴力を悪化させることはありません。
補聴器メガネと同様、調整が必要なんです。購入して頂いた時がスタートだと考えております。
使う方の聞こえに合わせ調整を繰り返し、聞きやすく、使いやすい補聴器にしていくものなのです。
また、その他にもクリーニングや点検なども必要です。(調整、点検、クリーニングは何回でも無料)
ですから購入して頂いたら終わりではありません。困ったと感じた時にはいつでも気軽にご相談ください。
Q3.娘が通販で買ってくれた
補聴器はうまく聞こえ
ないんだけれど・・・
★ まずそれは補聴器ではなく、集音器だと思います。
集音器と補聴器は何が違うのかと言うと
補聴器・・・医療機器
集音器・・・医療機器ではない
補聴器は厚生労働省に届け出て管理医療機器として1台ずつ認証番号を得ています。
効果や安全性の基準をクリアし、適切な販売を要する為、対面販売を基本とし必ず調整が必要です。
補聴器は使う人の耳の状態に合わせて調整する事で作り上げる医療機器です。
集音器は基本的に音を大きくするのみ。使う人に合わせて細かく調整は出来ません。
医療機器ではない集音器は値段も安く、インターネットや家電量販店などでも手に入れられます。
補聴器と集音器をよく知ったうえで、どちらを選ぶかをお決め下さい